《結婚準備ガイド》顔合わせ食事会の基礎知識

2023-10-05 2023.02.14

最近では結婚式前のイベントとして定番化しているのが「両家顔合わせ食事会」。お互いに初めまして同士のケースが多いので、ご両親も含めてみなさん緊張されるはず…
それなら、当日和やかで有意義な時間を過ごせるように、顔合わせ食事会の基礎知識を事前に頭に入れておきませんか？結婚式準備への良いスタートが切れるように、しっかり準備して当日を迎えましょう！

顔合わせ食事会って？

「顔合わせ食事会」とは、結婚が決まった両家の家族をお互いに紹介し、親睦を深めるための会です。最近は結納の代わりに、この顔合わせ食事会をするというカップルも多いです。
この食事会ですが、特に決まったルールなどはなく、両家の挨拶を兼ねて楽しく食事をするのが基本。これから新しい家族になる両家の親睦を深めるきっかけにしたいですね。当日は、結婚式や新婚生活などの今後の流れを話したり、幼いころの思い出話や馴れ初めなどを紹介するとよいでしょう。

＜顔合わせ食事会＞
日取りの決め方

顔合わせ食事会は、結婚式当日より3～6カ月前に開催するのが一般的です。それぞれの親の都合を確認し、お店の予約や段取りなどお二人がリードして決めましょう。六輝（六曜）にこだわりたい方は、やはり大安や先勝、友引などがおすすめです。

＜顔合わせ食事会＞
場所の決め方

開催日が決まったら、開催場所を決めていきます。
両家から中間あたりの位置やアクセスの良い場所で、ホテルのレストランや料亭などを選ぶ方が多いです。ほかにも、どちらかの自宅で開催したり、顔合わせを兼ねた家族旅行に行く…というように様々なパターンがあるようなので、お互いの両親の都合や予算に合わせて選んでみてください。

＜顔合わせ食事会＞
相場は？

顔合わせ会にレストランや料亭を利用した場合、飲食代の相場は一人当たり1万円前後です。支払いは両家で折半することもあるようですが、最近では、主催している新郎新婦二人で支払うというケースが増えているようです。その際は、お互いの家族に気を遣わせないように、気づかれないようにさっと支払いを終えておくとスマートですね。

＜顔合わせ食事会＞
主な流れ

食事会当日の基本的な流れを確認しましょう。

1.両家集合
2.着席・はじまりの挨拶
会場についたら、親は上座に、新郎新婦は末席に座りましょう。新郎、もしくは新郎の父親がはじまりの挨拶をします。
3.両家紹介
両家の紹介は新郎側から行います。新郎新婦がお互いの参加家族を紹介して、自己紹介します。

4.婚約記念品の交換・お披露目
婚約記念品（指輪や時計など）がある場合は、お互いに交換やお披露目しましょう。顔合わせまでに記念品を交換している場合は、この場で記念品をお披露目するとよいですよ。
5.記念撮影
両家が揃って記念撮影する機会は滅多にないので、記念撮影はぜひ行ってください。結婚式準備（ムービーやプロフィールブックなど）の中で写真を使うシーンがあるかもしれませんし、ご両親にも撮影した写真を渡してあげると喜ばれますよ。
6.乾杯・食事・歓談
乾杯の音頭は新郎の父親がとるケースが多いです。歓談中は、新郎新婦が率先して場を和ませるようにしましょう。
7.結びの挨拶とお礼
新郎、もしくは新郎の父親が結びの挨拶をします。新郎新婦が招待しているので、新郎新婦ふたりから結びの挨拶とお礼があってもよいですね。

＜顔合わせ食事会＞
服装は？

特にルールはないとは言え、やはりある程度きちんとした服装がおすすめです。どうしようか迷っているなら、スーツやワンピース、着物などが無難です。服装はどうするか、どちらにせよ、両家で事前に相談して合わせておきましょう。顔合わせ食事会を開催する場所に合わせた装いを選ぶのも大切です。

＜顔合わせ食事会＞
準備物は？

新郎新婦側の準備物として、「顔合わせ会しおり」や「結ギフト」を用意される方が多いです。

顔合わせ会しおりは、ふたりからの挨拶や当日のスケジュール、家族紹介などを記載したペーパーアイテム。当日の話題作りにも役立つし、顔合わせ会が和やかな雰囲気になったから準備してよかった！という方が多い、最近では顔合わせ会のマストアイテムです。
お互いの簡単な家族紹介や、なかなか聞くタイミングがないお互いの家族の連絡先なども載せておけば、今後のやりとりもスムーズにいくとご両親側からも好評のようです。