パリ在住の日本人に聞いた!憧れの国<フランス>の結婚式事情

ここ最近、日本の結婚式は海外からの影響がたくさん。アイテムや演出など海外の結婚式で行っていることはとにかくオシャレで真似したいことだらけ。

インスタやピンタレストのおかげで情報も入りやすく、身近に感じる海外ウェディング。アイテムや演出はマネできたとしても実際にはこんなに違う海外挙式の事情について、ちょっとだけお勉強。

国が違えば進め方や考え方も違う憧れの国フランスの結婚式事情とは?パリ在住のMさんにお話を伺いました!

 

まさか、こんなところで挙式をするの!?日本と違う挙式場所とは。

フランスでは、教会での結婚式を行う方もいらっしゃいますが、市庁舎で婚姻の宣誓式を行うのが一般的だそう。区役所や市役所には結婚式を執り行う部屋があって、もちろん招待客も式に参加できます。役所は日曜日がお休み。そのため必然的に土曜日に挙式が集中するようです。

こちらはパリ市庁舎(オテル・ドゥ・ヴィル)ネオ・ルネッサンス様式の建物です。そばにロベール・ドアノーの「市庁舎前のキス」が撮られた場所でもあります。側にはかわいいメリーゴーランドもあります。

役所といっても日本と違って、歴史的建造物であり、建物自体が素敵なのでココであげたい!っと思ってしまいますね。

フランスでは結婚を決めたら、最低でも5週間前には、必要書類を準備し、日程を決め、書類受理後、結婚の公示がなされるそうです。財産分与の確認書類まで準備する必要があるそうです。とにかく準備に色々と時間がかかるようで、好きな時に、365日いつでも婚姻届を出せる日本とは全然違いますね。

ちなみに日本では 自分達の写真などを婚姻届けにすることができるんですよとお伝えしたら驚かれていました。出典:http://www.farbeco.jp

 ちょっと気になる海外のお祝儀事情

日本の結婚式といえばお祝いの気持ちとして、ご祝儀(お金)をお渡しするのが一般的ですが、フランス・パリではご祝儀や、引出物の文化はあまりないそうです。

一般的には、お花や日用品をプレゼントするのが主流。でも画期的な方法として、「List de Mariage リスト ドゥ マリアージュー(結婚のためのリスト)」を活用しているカップルさんが多いんだとか。

「List de Mariage リスト ドゥ マリアージュー」とはカンタンに言うと、新郎新婦がこれから必要・または欲しいと思っている物を、デパート・専門店などにあらかじめウィッシュリストを渡して登録をしてもらい、お祝いをしたいと思っている人が品物を選び、新郎新婦にプレゼントするというもの。

リストアップされている物は、インテリア・キッチン用品の他にも、新婚旅行の旅費など様々。新郎新婦の欲しい物をプレゼントすることができます。

品物も様々ということで、高額な物は皆でプレゼントできる仕組みになっていて、他の招待客が贈った物は、リストから削除されていくので、品がかぶることもないので安心。インターネット上での購入もできるようになっているそうですよ。

これなら同じものをいくつも貰ってしまった…なんてこともないですし、お二人が欲しい物をプレゼントできるので大事に使ってもらえますね!

 

新郎新婦から贈るギフト事情とは?

結婚式当日は新郎新婦からゲストへの引出物などはなく、ドラジェなどのお祝いのお菓子をゲストにプレゼントしたりするそう。出典:http://www.farbeco.jp

フランス及びイタリアでは、チュールにドラジェを5粒包んで贈る習慣があり、この5粒には、それぞれ「幸福」「健康」「子孫繁栄」「長寿」「富」の意味が込められていることからお祝いの場にふさわしいお菓子として使われる事が多いようですよ。

 

 

日本とは少し違う海外の結婚式事情。とはいえ、お二人をお祝いしたい気持ち、お二人がゲストの方へ思う感謝の気持ちは万国共通のはず♡結婚式という素晴らしいイベントが今後も続き、発展していきますように・・・・。

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